現在、契約社員など非正規雇用で働く人は4割となっています。そのため、契約社員の方が住宅ローンを申し込みしたいと思うケースは、ごくごく普通のことです。
とはいえ、非正規雇用で働く契約社員の人にとって、住宅ローンを借りられるかどうかは非常に気になる問題です。
実際のところ、銀行は契約社員よりも正社員の方が審査で優遇されるケースが多いです。そのため、契約社員の方は審査で冷遇される可能性もあります。
今回は契約社員や派遣社員のための住宅ローンが通るポイントやおすすめの銀行を紹介していきます。
契約社員でも住宅ローンを借りることは可能です。ただ、銀行の中には契約社員というだけで審査対象にならない場合もありますので、契約社員でも審査対象となる銀行に申込をするのがオススメです!ただし、審査対象となる銀行でも不利(高い)な住宅ローン金利が適用される場合がありますので、「住宅ローン一括審査申込」も活用して、契約社員でも低金利な住宅ローンを探すのがオススメです!
住宅ローン一括審査申込ネット銀行の中だと、安定した年収であれば契約・派遣社員でも住宅ローン審査が可能な「auじぶん銀行」がオススメです!10年固定金利は業界でも最安の部類に入り、変動金利もかなり低く、年収200万円以上から住宅ローン審査が可能です!
記事の目次
契約社員や派遣社員の方が住宅ローンを通すポイント
契約社員や派遣社員の方が、住宅ローンの審査を通すポイントの1つに勤続年数があります。
契約社員等の非正規雇用労働者の方は、1ヵ月や3ヶ月など契約期間を定めて更新をしていく体系になっています。そのため、契約社員でも何回も勤め先が更新をしてくれるような実績がある人の場合、今後の長い返済期間も安心できると銀行が評価することができるのです。
ただし、最近は銀行間同士の融資獲得の競争が激しいことから、審査基準が緩和されているので、勤続3年未満でもトライしてみる価値はあります。
都市銀行は審査が厳しい現状
契約社員など非正規雇用労働者の場合、審査が冷遇されるケースがあることをお伝えしましたが、多くの都市銀行は契約社員の場合審査が厳しいことが多いです。
今回オススメする銀行は、試してみる価値がありますが、それでも難しい場合はフラット35で住宅ローンを申し込むことを考慮するべきです。
頭金も重要な住宅ローンの審査ポイント
契約社員などで住宅ローンを申し込む場合に勤続年数が1つのポイントとなることをお伝えしましたが他にもポイントがあります。それは、頭金の有無やその金額です。
都市銀行などで、審査がNGをもらっていた人がある銀行では頭金を多く当てることで住宅ローン審査に通った!と言うケースがあります。
そのため、頭金を用意することで住宅ローン審査を優位にすすめることができますので、1つの方法として念頭にしましょう!
依然として契約社員OKな銀行は少ない?!
昨今では、アルバイトの方でも住宅ローン審査に承認をもらえることはありますが、依然として正社員に比べて住宅ローン審査は厳しい方ですと言わざるを得ません。
そのため、契約社員の方が住宅ローンを探すのであれば、契約社員でも審査対象となる銀行を探す方法がメインとなります。本記事では契約社員でも審査対象となっている銀行を紹介していますが、都度銀行に仮審査申込をするのは、非常に手間と時間がかかります。
そのため、契約社員でも住宅ローンの審査対象になるかを一括で仮審査申込を進めたいのであれば、「住宅ローン一括審査申込」がオススメです。
- 前提として契約社員でも審査対象になるかの銀行を選別できる
- 仮審査申込までのやり取りを1度で済ませることができる
- たくさんの銀行の中から条件に合致する銀行を選べる
- 住宅ローン金利が安い銀行を一意に選ぶことができる
手間や時間が惜しくて、契約社員でも審査OKな銀行探しを効率的に行うのであれば、住宅ローン一括審査申込が早く進めることができます。
契約社員の審査の注意点
注意点:納税をしているか
契約者の審査で特に注意しておきたいのが、健康保険の加入や所得税住民税をきちんと納税しているかという点です。
非正規雇用であっても、源泉徴収は基本的に会社がしているはずですが、それをやらない杜撰な会社もあります。会社でやっておらず、自分で税金を納めている場合は、過去に税金を滞納していないかを確認する必要があります。また、社会保険に加入しているかの確認も必要です。
どこの金融機関であっても、住民税課税証明書や納税証明書の提出が必要です。
年金については証拠書類を求めませんが、銀行側の審査は源泉徴収票や確定申告書を見るだけで、社会保険料の金額から年金に加入しているかどうかが推測可能です。
なぜ滞納していることが問題かと言うと、銀行は税金や社会保険料の支払いをしてない滞納者を審査で嫌います。
なぜならこういった支払いをできない人は住宅ローンの返済も滞ってしまうのではないかと思ってしまうからです。これに関しては都市銀行やフラット35問わず同じで嫌われます。
心当たりがある人は未納分を収めることをお勧めします。
正社員と虚偽の記載はバレると大変なことに
たまに不動産会社が主導で、契約社員なのに正社員と偽って住宅ローン審査を申し込むことが残念ながらあります。それは、確かに銀行側に隠し通せる場合もありますが、当然バレることもあります。
わざわざ銀行が勤務先に直接正社員かどうかを確認するケースは少ないですが、銀行によっては雇用証明書の提出を求められることがありますし、それ以上にリスクが高いです。
リスクとはバレてしまった時の話です。もし、契約社員であるのに正社員と虚偽報告をして住宅ローンの融資を受けた場合、住宅ローンの一括返済を求められるでしょう。
虚偽報告をするぐらいであれば、契約社員など非正規雇用労働者でも住宅ローン審査をしてくれる銀行を選ぶことをお勧めします!
契約社員の方におすすめな住宅ローン
その中でも特に正規雇用労働者でも柔軟に対応してくれるのは住宅金融支援機構のフラット35です。また、都市銀行といったよく知られた銀行は、融資を受けられる可能性は正社員に比べると厳しいのが現状です。
そのため、次に紹介する銀行を契約社員の方にはおすすめします。
銀行 | 雇用形態 |
---|---|
auじぶん銀行 | auじぶん銀行は諸費用も含めて借り入れ可能なオススメ銀行です!低金利も魅力! |
上記で紹介した銀行は、契約社員でも審査対象になる銀行ですが、審査と適用金利は別の話です。契約社員だからと、住宅ローン金利を上げられてしまうかも知れません。もしそれが嫌なのであれば次の銀行探しを検討する必要があります!
「auじぶん銀行」は派遣社員の方でも審査OK!
Q:【auじぶんローン】派遣社員ですが、申込みはできますか? A:安定継続した収入があればお申込みいただけます。ただし、当行所定の審査結果によってご要望に沿いかねる場合があります。
引用:「auじぶん銀行」のよくある質問より
上記はauじぶん銀行から引用してきたよくある質問ですが、記載のように派遣社員や契約社員の方でも「auじぶん銀行」は、住宅ローン審査可能です。
- auじぶん銀行の住宅ローンは、いざという時の保障が充実です。団信保険とがん50%保障が、なんと0円で付いてきます!
- auじぶん銀行はKDDIと三菱東京銀行が出資する安心基盤の住宅ローンです!
- がん診断保障に、全疾病保障が付与されます!
- 手続きが簡単で最短10日で契約完了することができるネット銀行!
- 保証料、印紙収入、一部繰上げ返済手数料、返済口座への資金移動が0円!
「auじぶん銀行」は住宅ローン審査が早い銀行で、住宅ローン審査から契約まで最短10日可能なほど、審査がスピーディーです。
また、auじぶん銀行はネット銀行の中でも低金利な部類ですが、変動金利だけでなく10年固定金利は業界の中でも最安に入る部類なので、かなりオススメです!
auじぶん銀行の住宅ローン金利 | |
---|---|
変動金利 | 10年固定金利 |
当初期間引下げプラン0.41% ※2020年9月時点 |
当初期間引下げプラン0.540% ※2020年10月時点 |
年収に不安な派遣社員や契約社員でも「auじぶん銀行」は審査可能
・前年度の年収(自営業の場合は申告所得)が 200 万円以上のお客さま
引用:「auじぶん銀行」の住宅ローン商品詳細説明書より ※2019年5月発行のもの
年収に不安な方でも、auじぶん銀行は住宅ローン審査の余地があります。なぜなら、auじぶん銀行の住宅ローンは年収200万円以上から利用することができますので、かなりの範囲の方が利用可能です!
上記以外の低金利で契約社員OKな銀行探しをしたいなら
先ほど紹介した契約社員でも審査OKな銀行は、名の知れた銀行ですが、もしかすると契約社員ということだけで金利が上がる可能性があります。
そのため、少しでも低金利な住宅ローンを探したいのであれば、他の銀行を探すことがオススメです。
契約社員でも住宅ローンの審査対象になるかを一括で仮審査申込を進めたいのであれば、「住宅ローン一括審査申込」がオススメです。
住宅ローンの一括審査申込を行うと、一回の申し込みで契約社員でも審査してくれるかなど仮審査結果を最大6社から返事をもらうことができます!
自分で銀行探しを行うと、銀行ごとに申込情報を伝えたり、身分証明書を提出したり、収入申告をしなければならないということです。非常に手間なので、一括仮審査申込が効率的です!
- 前提として契約社員でも審査対象になるかの銀行を選別できる
- 仮審査申込までのやり取りを1度で済ませることができる
- たくさんの銀行の中から条件に合致する銀行を選べる
- 住宅ローン金利が安い銀行を一意に選ぶことができる
手間や時間が惜しくて、契約社員でも審査OKな銀行探しを効率的に行うのであれば、住宅ローン一括審査申込が早く進めることができます。
住宅ローン一括審査申込まとめ
契約社員でも住宅ローン審査は可能で、実際に借り入れをすることは可能です。中には契約社員というだけで審査対象にならない場合もありますので、契約社員でも審査対象となる銀行に申込をするのをオススメします!ただし、審査OKでも不利な金利となる場合がありますので、「住宅ローン一括審査申込」も活用して、契約社員でも低金利な住宅ローンを探すのがオススメです!ネット銀行の中だと、安定した年収であれば契約・派遣社員でも住宅ローン審査が可能な「auじぶん銀行」がオススメです。