ローコスト住宅の1つであるゼロキューブ(ZERO-CUBE)は間取りを自由に変えられるのが特徴です。ただ、初めてマイホームを購入する方にとって「どんな間取りが良い間取りなのか」「どんな間取りがあるのか」など疑問や不安に思う事はあるはずです。
実際にゼロキューブを購入した1人として、アドバイスできるとしたら「多くの間取り事例から自分たちにとってベストな間取りを取り入れる」「これから長く住むマイホームだから決して手を抜かない・投げやりにならない」「プロの意見も取り入れる」の3つが重要だと思います。
- 多くの間取りを参考にする
- 住み始めてから後悔しないためにも間取り決めを軽く考えない
- 無料の外部サービスなどを利用してプロから意見をもらう
今回は、実際にゼロキューブ(マリブ)を建てた1ユーザーとしての経験から、どのようにして後悔しない間取りを手に入れたのかを実際に利用したサービスや手順を元に、これからゼロキューブやローコスト住宅の間取りを決めようとしている方に少しアドバイスをさせていただきます。どうか参考にしていただけると幸いです。
- ゼロキューブの間取りを考えている方
- 間取り決めで失敗・後悔したくない方
- 間取り決めで何か良いサービスがないか考えている方
記事の目次
失敗しないゼロキューブの間取り決めはとにかく情報を集める事!
あーーーー😫😩間取り失敗したー☹️変更出来るなら変えてほしい。もー無理だけどもー🌀朝から胃がキリキリ⚡️⚡️⚡️3ヶ月前に戻りたい。旦那には口が裂けても言えないし、色々ストレス😑
— むぅさん。 (@mu_koxxx) June 7, 2019
ゼロキューブの間取りに限らず、ローコスト住宅そのものの購入に後悔してしまう、失敗したと感じる結末を迎えてしまうのは事前準備の不足が挙げられます。
仕事でも旅行でもそれは同じ事が言えるのではないでしょうか。事前に入念な準備をしたうえで仕事に取り組んだり、おいしいレストランやお店、現地で人気のお土産屋さんをあらかじめ調べた結果、事前の準備や調査がないものに比べて満足のいく結果となるのは想像出来ますよね。
また、契約したゼロキューブの工務店に任せたらいいやと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?これも失敗の原因です。
理由は、工務店側の設計士は施工主であるみなさんの意見がない場合は、今までの設計士の知識で間取りを提案します。つまり一人の知識のみでしか考えられていない間取りが皆さんが建てるゼロキューブの間取りとなってしまいます。本来ならば、みなさんが希望される間取りのアイデアが含まれるべきではないでしょうか。
そのような理由から、ゼロキューブの間取り決めは事前準備が大切です。そこで私たちがゼロキューブ(マリブ)で理想の間取りを決めた手順を紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
- 手順① 初期状態の間取りで足りないものを見つける
- 手順② 成功する間取りは情報集めが勝負!
- 手順③ 集めた間取り事例から取り入れる間取りを決める
- 手順④ プロの設計士に確認・再度提案してもらう
- 手順⑤ ③と④から最終決定を行う
それでは、具体的にどのように間取り決めを行ったのか、実際に利用した無料サービスの紹介も含めて以下で順番ごとに紹介させていただきます。
手順①:デフォルトの間取りを確認する
まずは、デフォルト(初期の)間取りレイアウトを確認してみましょう。間取りを見て何が足りないかを家族で話し合うのが重要です。足りないものを自分たちのアイデアで補うのが間取り決めのゴールになります。
何が足りていないかわからない…という方はこの後に紹介する「無料でもらえる建築事例を集める」にて足りない間取りを確認しても問題ありません。
手順②:無料でもらえる建築事例を集める
自分たちで欲しい間取りの要素をいくつか書き出して、それを間取りに加えるだけでは不完全です。世界が広いのと同じように間取りのアイデアはたくさんあります。そんな自分たちの考えたアイデアだけでなく、他の人のアイデアを取り入れる方法が建築事例を集めることです。
手順③:自分たちの間取りを決める(初回)
無料の資料請求から実際の建築事例をさっそく見てみましょう。恐らく皆さんが想像しなかったような素敵な間取りがいくつか見つかるはずです。そんな素敵な事例を自分たちの間取りに組み込んでみましょう!
手順④:プロの設計士に確認・提案してもらう
自分たちの理想の間取りが出来上がりましたか?でも、その間取りは本当に失敗しない間取りと言えますか?それもそのはず、家づくりが2回目です、という方はそうはいないはず。恐らく皆さん初めての体験ですよね。初めての体験で最初から100点を取るのは非常に難しい、これが家づくりを後悔してしまう原因の1つです。
でも、大丈夫。自分たちの間取りが問題ないか、また逆に間取りを無料で提案してもらえるサービスを利用しましょう!
手順⑤:自分たちの間取りを決める(決定)
プロに間取りを提案、もしくはチェックしてもらえたら一安心。これで自分たちが考えていた間取りに様々なアイデアを取り入れた、世界でオンリーワンの間取り(つまり注文住宅)が完成です!
重要なのはプロに確認してもらう事で契約した工務店とは別にセカンドオピニオンのように2重チェックが実現出来ている事もポイント。疑うわけではありませんが、万が一という事もあるので本当に問題ないか誰かに確認してもらいたいですよね?それが無料で実現できるので利用しない手はありませんよ!
色々なゼロキューブの間取り事例も参考にして
資料請求に合わせて行って欲しいのが、各ゼロキューブ工務店様やゼロキューブの施工主様が公開している間取りを参考にする方法です。ゼロキューブという商品から離れて間取りアイデアをもらえる資料請求に、実際のゼロキューブで間取りを変更した事例を組み合わせると、更にアイデアが膨らみます!
ゼロキューブ「+GARAGE」の間取り事例
ゼロキューブの標準モデルにガレージスペースを洋室と和室にする事で、1階に寝室を作る事を実現した間取り図。ガレージスペースの活用方法だけでなく、寝室フロアへの出入り口を1つに絞っているのもセンスが光ります。また、随所にゼロキューブの欠点(?)である収納スペースを用意している事にも注目です。
ゼロキューブマリブの間取り事例
わが家と同じゼロキューブマリブ(増築面積も一緒!すごい)の間取り事例。1階や2階に多くの収納スペースを用意する間取りが非常に参考になります。また、家相(風水)を意識した間取り(例えば、北東にトイレがあると運気が下がる、など)も取り入れるなど家づくりに対する情熱が伝わります。
ゼロキューブの間取り事例
わが家も取り入れた吹き抜けエリア。最初は吹き抜けを採用せずその分収納を増やす計画だったものを(すごく分かります!)やはり取り入れる事にしたケース。ここでセンスを感じるのが吹き抜けを横一杯に採用するのではなく、収納や2階の寝室面積を犠牲にする事なく取り入れたところに注目です。
ゼロキューブの間取り事例
リビングルームの広さを最大限にしたいというオーナーの意向により作成された間取り。ゼロキューブは「建物の凹凸をなくすことで、広々とした室内空間を創出する」といったコンセプトで作られていますが、まさにそれを具現化している内容となっています。
ゼロキューブの2世帯住宅事例
ゼロキューブ完全2世帯住宅の間取りです。2世帯住宅といってもそれぞれ間取りが異なるのもポイント。実際に住む人の趣味趣向を凝らして間取りを作成されている内容が凄いの一言に尽きます。また、こちらの間取りもリビングルームの面積を広く取っているのが特徴です。
ゼロキューブ回(KAI)の間取り事例
元々あった和室のスペースを全てキッチンにする事で、リビングを広く取った間取り事例です。キッチン側の壁には窓があるので明るい日差しが入ってくるのが想像出来ます。また、ゼロキューブ回(KAI)特有の中庭があるレイアウトも素敵ですね。
ゼロキューブ【+BOX】の間取り事例
玄関に収納が少ないと本当に苦労します。せっかくの新居なのに靴が散乱していたら…新居に知り合いなども招待できませんよね…。そこで玄関の収納を増やす為に土間収納を間取りに含める方が多くなっていると聞いた事があります。玄関に土間収納を設けると玄関の空間が広がって来訪者に大きいインパクトを与える事が出来ますよ!収納も増えるしインパクトも大きくなるしオススメの間取りの1つです!
マイホーム購入はみんな(ほとんど)初心者!だから【資料請求、プロに聞く】が鉄則
ちょっと話はそれますが、初心者マークを付けた車や教習者の車など1度は見たことがあると思います。免許を取得したばかりのドライバーや教習中のドライバーは、外からみてもちょっとおっかなびっくりですよね。
これが、教習所に通わずにいきなり車を運転したらどうなるとおもいますか?おそらく、ぶつけてしまったり、事故を起こしてしまう事は容易に想像できると思います。マイホーム購入も同じです。初めてなのにウン千万円のお金を使うマイホーム購入は皆さんが初心者。失敗しない人の方が珍しいと思いませんか?
そんな事(マイホーム購入を失敗した…)にならないように、きちんと手順を踏んでいく事が重要だと思います。
資料請求で参考となる間取りに出会える!
先ほど紹介したリノベーション事例多数掲載の「リノべる」や、注文住宅の事例が一括請求できる「持ち家計画」も、無料資料請求で事例集が送られてくるので非常に参考になります。
特に、リノべるはリノベーション住宅の事例が含まれているのがポイント。リノベーション住宅はどちらかというと施工主のアイデアがダイレクトに間取り反映されているので一見の価値ありです。また、注文住宅の施工例が多く参考に出来る「持ち家計画」ではそれぞれの施工会社の得意分野が間取りに反映されているものが多く、こちらも参考になります。
プロが提案する間取りは一見の価値あり
間取り決めが怖いのは、いったん工事に着手したらそう簡単に戻せないという点に尽きます。自分たちが本当に選んだ間取りが問題ないのか、建築上強度は大丈夫なのか(地震など)不安は尽きません。あと家相(風水)の観点からは問題ないのかなど(特に女性は気になる方が多いようです。我が家もその一人でした…)。
そんな時に重宝するのが、風水(家相)を取り入れた間取りプランを無料でもらえるサービスや、600社から間取りプランが無料でもらえるサービスです。
どちらも無料で実際の間取りに対してプロからアドバイスをもらったり、提案をしてもらえるのは初心者である私たちにとっては非常にありがたいサービス。どんな世界でも初心者には教えてくれる先生が必要だとあらためて認識した記憶があります。
ゼロキューブで最高の間取りを作るために
何事も経験という言葉は皆さん聞いた事があると思います。でも、そんなに何回もマイホームを建てる事はなかなか難しいのではないでしょうか…。であれば、きちんと失敗しないために情報収集をきちんと行う、先生となるプロに確認してもらうそれが、ゼロキューブの間取りを失敗しないコツだと思っています。
皆さんが、私たちと同様に理想の間取りを作る事が出来るよう応援しています!
⇒ これはすごい!と思う事例が豊富!リノベーション事例多数掲載の「リノべる」
⇒ 注文住宅を施工する工務店の資料が一括請求できる「持ち家計画」
ゼロキューブの間取りについてよくある質問
ゼロキューブに限らず、マイホーム購入においてすべての事に言える事ではあるのですが、間取り決めに失敗してしまう理由は準備不足が挙げられます。でも、忙しい日々の中で間取り決めの準備を「何からして良いか分からない」「そもそも時間がない」と思われる方も多いと思います。そこで今回は忙しい方でも簡単に間取り事例の準備が出来る方法をお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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ゼロキューブの間取り決めに利用できる無料サービスは、みなさんが考えている以上に多くあります。
例えば、多くの施工事例を取り寄せる事が出来るサービスを利用すれば、間取り決めの参考になります。また、大手ハウスメーカーの建築士の方に無料でアドバイスをもらったり間取り事例を提案してもらえるサービスなどを利用すれば、失敗する前に助言をもらえたりします。今回はそのようなサービスについてご紹介します。