マンション売却には、様々な困難がつきものですが十分に注意をしていれば失敗を避けることもできると思います。
今回は、マンション売却に失敗してしまう人の特徴を説明します。
「人の振り見て我が振り直せ」とあるように同じようなマンション売却の失敗をしないようにしましょう!
記事の目次
マンション売却に失敗する人の特徴
①相場より高い価格で売却活動している
今は昔に比べて、インターネットで少し調べればある程度の相場価格を簡単に調べることができ、おおよその相場感はそんなに労せずとも知ることができます。
爆発的にインターネットが普及する昔は、なかなか相場感を知ることは難しかったため、こういった問題は発生しづらかったです。
つまり、相場より高い売り出し価格だと、購入者はサイトでの情報収集段階で相場より高いことに気づき、候補にならない可能性があるということなのです。
これが引き起こす問題は、サイト経由で不動産会社への問い合わせがこないため、内覧希望者の数が増えないということになります。
②売却期間が短すぎた
これもよくある失敗ですが、売却活動を行える期間がそもそも短すぎることで満足する売却活動ができない失敗があります。
売却を行うには様々な理由があるもの。
短すぎる売却期間だと売却しなきゃと焦ってしまい、価格を想定より下げて売らなければならないケースが多々あります。
また、次の住処が決まっていれば問題はありませんが、売却にすべての力を注いでしまい次の買い替えにかけれられる時間が少なくなってしまったということもあります。
③不動産会社に任せっきり
信頼できる熱心な担当者であればこそ任せっきりにするのもいいかもしれませんが、任せっきりはリスクがあります。
なぜなら、実際の売却活動を一から十まで監視することは誰もできないからです。
もしかすると、自分が思うような売却活動を熱心に行ってくれていないかもしれません。
ではどこを任せっきりにしないかというと、監視とまでは行かないですが不動産会社が報告してくれる内容などには、じっと傾聴しなければなりません。
「他の不動産会社からの問い合わせは来ているのか、来ないなら何が悪いのか。」「内覧は来ているが、申し込みが入らない理由は何なのか。」
売却が進まない原因をお互いで考え、最善の解決策を導き出さなければ、納得する売却活動はできません。
④売却前のリフォームが仇になる
売却をするときにリフォームをするのか、しないほうが良いのか非常に悩ましいところがあります。
リフォームが必要なのに汚いと、購入希望者からリフォームを見込んだ減額交渉をされることもあります。
逆にリフォームをしたのに、リフォームが安っぽく見えてしまい結局購入希望者からリフォームを見込んだ減額交渉をされることがあります。
極論ですが高級住宅街のお宅を売却するときに、安っぽいリフォームをしてしまうと逆効果になってしまう可能性があります。
本当にリフォームが必要なのか、それは不動産会社への査定を行うときに相談をしてみましょう。
また、売却時のリフォーム予算や購入者がどれくらいのリフォーム予算を見込んでいるのか下記の記事にてアンケートを紹介しております。
⑤内覧対応がおろそか
これは特に居住中のお住まいを売却する場合によく該当することですが、内覧対応がおろそかで中々購入希望者のモチベーションをあげられないことが原因で起こります。
内覧は沢山来るけれども、申し込み希望者が一向に増えない人はこの点を見直す必要があります。
たとえ、居住中の内覧であっても最低限の整理整頓や掃除は必要です。
だらしない売主から買うのって、どこか購入するときに不安になってしまう人もいます。
「入居してから不具合が起こるのでは?」「物件の欠陥を黙ったままにされてしまうのでは?」と余計な勘ぐりをされてしまう可能性があります。
そのため、マンション売却の内覧にはしっかりとした準備を行うようにしましょう。
⑥売却にかかる手数料や費用を把握していない
これはいざ、売却活動の流れをしっかりと把握していないことから起こりうるのですが、売却が成立した後は様々な諸費用がかかってきます。
そのかかる費用を把握していないと、こんなはずじゃなかったということが起こってしまうかもしれません。
しっかりと売却にかかる費用がどの程度かかるのか知っておく必要があります。
およそ7%?10%かかるとされています。売却価格を下げている場合などはその割合が多くなり15%程度になることもあります。
諸費用について細かく知りたい方は下記の諸費用に関する関連記事をご確認ください。
⑦買い替え物件の望みが高い
希望条件を高くすることはそこまで悪いことではありません。
ただし、その条件が高ければ高いほどそんな物件が出てくる確率は低くなり、出たとしても競争率が高いことをしっかり認識する必要があります。
この失敗では、売却は決まったものの買い替え物件の望みが高く、次の入居先が見つからずに予定通りに売買のスケジュールがこなせないことが発生することを示します。
⑧売却が得意でない不動産会社に頼んでいる
これは端から見てわからないかもしれませんが、不動産会社には売却に得手不得手が存在します。
地場の不動産会社であれば、土地に紐づく不動産売却に強いことが多いですし、多店舗展開している不動産会社であればマンション売却に強いことが多いです。
それは、実際の売却活動をたくさん経験しているかどうかということも重要です。
マンション売却の場合だと、マンション売却事例経験が豊富な不動産会社に依頼をすることがいいと思います。
特にマンション売却をする場合の相場情報をたくさん持っている会社であればなお良いです。
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