一生の買い物であるマイホームを独身でも購入したいと思うのは、最近では珍しくありません。マンション供給においても、シングル向けの商品がリリースされていますので、独身女性のマイホーム購入は浸透してきたように思います。ただ、結婚というライフステージが変わる機会に直面すると住宅ローンはどうするの?と気になる人もいるのではないでしょうか。
今回は独身女性が住宅ローンを組んでマイホーム購入をした後で、結婚をしたら住宅ローンをどうするのかの解決方法を解説していきます。
記事の目次
購入後に訪れるかもしれない独身女性の結婚
終の棲家という覚悟で、マイホームを購入する独身女性も増えてきましたが、結婚できるような素敵な人との出会いは突然訪れるものです。マイホーム購入前には考えていなかったような結婚のライフステージの変化が訪れた時に、既に購入したマイホームの住宅ローンはどうすればよいのか気になるところです。
一生の住処の予定だったマイホームや住宅ローンはどうなる?
独身で一生の住処とする予定だったマイホームや住宅ローンは、結婚を機にどうするべきでしょうか。既に購入したマイホームは資産でありますし、自己居住用として購入したものです。これからの説明ではどのようにすればよいかを解説していきます。
結婚後の住宅ローンがあるマイホームの対処法3つ
前提:住宅ローンが残っていること
独身時代に購入したマイホームをどうするかについては、住宅ローン残債が残っていることが前提となります。住宅ローンの残債が残っていないのであれば、そのまま住んだり、賃貸に出したり、売却に出したりと制限がなくなります。
方法①:そのまま一緒に住むなら問題なし
独身女性側が結婚を前に住宅ローンを組んで購入した場合、当然住宅ローンの支払いは続きます。そのため、既に購入したマイホームに結婚のパートナーと一緒に住むことに問題はありません。
住宅ローンは支払い続け、その家に住み続けるのであれば特に問題は発生いたしません。
方法②:一緒に住まないなら、ほぼ不動産売却
結婚した後に、既に独身時代に購入したマイホームに一緒に住まないのであれば、不動産を売却するケースが一般的かもしれません。なぜなら、一緒に住まないのに、住宅ローンを支払い続けるのは家計の面からもったいないからです。
次に説明を行う賃貸に出す方法もありますが、不動産売却がされるケースが一般的になります。
方法③:賃貸に出すのは、少し難しい
独身時代に購入したマイホームを一緒に住まないからと言って、売却で手放すのは嫌だから賃貸に出してしまおうと考える人もいると思います。確かに、賃貸に出すと、家賃収入が得られますので不労所得を手にするからと、前向きに検討できる材料はありますが、実際は難しいかもしれません。
その難しさは、賃貸経営の側面ではなく、それ以前に住宅ローンをどうするのかという問題です。「家賃収入から返済すればよい!」と思うかもしれませんが、そう簡単ではありません。
その理由に、マイホームの住宅ローンを申し込んだ大多数の人が自己居住用を条件とした住宅ローンを申し込んでいるからです。つまり、貸し出すように住宅ローンは貸し出しておらず、住むことがないマイホームに対して銀行は住宅ローンを貸し出していません。
自己居住用のマイホームを結婚したからと言って他の人に部屋を貸し、返済を続けるのはお金を借りる用途が変わってしまいますので、投資用の住宅ローンとして借り換えが必要なケースがあります。
確実とは言えませんが、例えば一時的な転勤などのケースで貸し出しをしたい場合は、あらかじめ金融機関に事前に相談して承認を得ることもできるケースがあります。無断貸し出しは、住宅ローンの適用条件からはずれて一括返済を求められることもあります。
そこに住まないなら不動産売却が王道
もし、マイホームを購入した後に住宅ローンが残っている場合で、結婚後にマイホームをどうするかという場面になったら不動産売却を行うことが王道となります。
前の部分で説明したように、自己居住用として住宅ローンを組んだ場合、簡単に家賃収入を得ながら返済をすることは難しいです。
結婚をした場合でマイホームが手狭になった場合、返済しながら住み続けることが難しい場合は、残りの選択肢として不動産売却を検討するケースが一般的です。そのため、不動産の売却が一般的となります。
独身女性は住宅ローンを組んでまで、マイホームを買わないべき?!
かと言って、独身女性が住宅ローンを組んで、マイホームを購入してはいけないかと言うとそうではありません。マイホームは資産となりますし、昨今は住宅ローンの低金利ということがありますので、独身女性で住宅ローンを申し込めるのであれば、マイホーム購入をしても良いと思います。
さらに、独身女性の場合、15〜20年程度で返済し終える方も多く、資金計画に無理がないようであればマイホームは購入しても全く問題はないと思います。昨今では独身女性の方がしっかりと返済をしてくれるケースも多いので、独身男性と比べても審査面において、そこまでそん色はありません。
少しでも早く住宅ローンを返すための低金利住宅ローン
独身女性が住宅ローンを組むときに気を付けたいポイントとして、なるべく低金利の住宅ローンを選んで欲しいということです。審査が通らないという事情があるならしょうがないですが、住宅ローン探しの基本は低金利で総返済額が少ない銀行を選んで欲しいと思います。
独身女性におすすめの住宅ローン
昨今では、独身女性向けに住宅ローンを提供している銀行もあります。現状で、そういった女性向けの住宅ローン商品は少ないので、気になるようであれば問い合わせをしてみて頂いてもよいと思います。
独身女性でも低金利の銀行且つ審査OKの住宅ローンを選びたいなら
独身女性向けの住宅ローン商品を提供している銀行も増えてはきましたが、現状はそこまで多くありません。また、実際のところ一般の住宅ローン商品と商品内容がそこまで変わっている(優遇されている)訳ではありませんので、むしろ選択肢が少ないと感じる可能性があります。
そのため、一般の住宅ローン商品も併せて検討するべきだということをお伝えします。一般の住宅ローン商品の方が、結局住宅ローン金利が安いというケースも存在するからです。
そこで、おすすめしたいのが「モゲチェック」です。モゲチェックは、審査申し込み条件を加味して、最も低金利の条件である銀行から仮審査を開始していき、もし審査が不可となった場合、その次に低金利の住宅ローンを紹介してくれるサービスです。
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まとめ
独身女性が住宅ローンを組んだ後に結婚した場合は、住宅ローンが残っているとそのまま住み続けるか、売却をするかが一般的です。賃貸に出すこともできるのですが、基本は自己居住用に住宅ローンを申し込んでいるので、銀行との調整が必要で難易度は高い可能性があります。売却をする場合、売却価格が住宅ローンを返済しきれるかが重要です。その判断を行うためには「日本最大級の不動産査定サイトのリビンマッチ」で査定額を確認するのがおススメです。また、独身女性でこれから住宅ローン商品を探すなら少しでも低金利の住宅ローン探しがおススメです。低金利の住宅ローン探しは、最も低金利条件の住宅ローン商品から仮審査を行ってくれる「モゲチェック」がおススメです。