売れない理由から考える、売却中の土地管理が空き地の魅力を引き出す理由

売れない理由から考える、売却中の土地管理が空き地の魅力を出す理由




空き地となった土地を売るのに、重要なのは立地や広さ、地目といった条件もありますが、以外に気にされていないポイントとして売却活動中の土地の魅力を引き出すことがあります。

多くの人は土地を売却するときに空き地を整備して売却するという考えに至っていないケースもあるのではないでしょうか。私としては、売りに出されている土地を当然見学して見に来た時に、放置されたことによりゴミが散乱されていたりすると管理がされておらず良い印象を持ちません。また、空き地に雑草が生い茂っている場合には、売却がうまくいっていない何かいわくつきの土地ではないかと勘繰ってしまいます。

今回は後回しにされがちな売却活動中の土地の魅力を引き出す管理ポイントを紹介します。

空き地となった土地にだって、魅力を引き出して売ることはできます!どういった管理が必要かしっかり意識しましょう!

あなたの土地が売れない理由

売りに出された土地が売れないのには様々な要因が考えられます。不動産会社が積極的でなかったり、立地が悪かったり、価格がミスマッチであったり色々な可能性があります。ただ、それらの要因があるからと言って売ることはできないとただ諦めるのは時期尚早です。まだあなたの土地を売るためにやれることがあるはずです。

売れない理由①:田舎で管理されず放置された土地

あなたが持っている土地には、もしかするとお住いの近くにはなく田舎や遠方にあるのではないでしょうか。そのため、雑草が生い茂り、売却されているかがわからないような土地になってしまっているのではないでしょうか。

ただし、現実的なところで言えば田舎にある土地を定期的に手入れや掃除をするのもかなりの労力がいります。そのため、有料で空き地管理をしてくれる業者や媒介契約で協力してくれる業者を探しましょう。

売れない理由②:売り看板や立ち入り禁止ロープがない

売れない理由①と同じようなことですが、売り看板や立ち入り禁止ロープは土地の印象をよくするためには重要な施策のステップとなります。あなたの土地を購入したい人は、ほぼあなたの土地を見に来ますからその時に土地管理がなされていることは、プラスポイントになります。

管理されていない土地を見て購入意欲を失くすことも考えられますから、しっかり管理をするようにしましょう

売れない理由③:業者が売却活動を真剣にやっていない

これは足元を見たような話ですが、住んでいる場所から遠方で不動産会社に販売を任せっきりにしていることから発生します。信じたくはないかもしれませんが、遠方であればあるほど不動産会社が本当に販売してくれているかどうかは分かりません。

そのため、売却を依頼した土地において、売り看板や不動産会社間のネットワークである指定流通機構に登録せず、さらにポータルサイトに販売土地の情報公開をしないために情報が全く行き渡らないことがあります。

1度でも訪れることができない場合などは、不動産業者の営業努力姿勢を見極めるようにしましょう。場合によっては、改めて一括査定サイトで再度業者を選定する必要があるかもしれません。

田舎で現地を見ることができずとも、不動産業者の営業努力や姿勢は分かると思います!信頼できない場合には、改めて無料の不動産一括査定サイトで不動産会社探しから進めてみましょう!

土地には管理義務が発生するか

例えば空き地に雑草が生い茂って害獣が生息できてしまって、隣家に迷惑を及ぼす場合などに管理義務は問われるでしょうか。

ただ雑草が生い茂っている場合であれば、義務責任を問われる可能性は少ないですが、各自治体によっては条例で定められているケースもあるので、その場合は雑草を除去しなさいと指導を受けることはあるでしょう。そして空き地の定義がさまざまであることや条例の適用がまちまちであるため境界線は難しいでしょう。

また雑草除去は努力義務という程度のため、おおよそは法的効力は持たないケースが多いと思われます。

だからと言って、そのまま放置にしておくことは近隣に迷惑を及ぼすことであったり、いざ販売活動をするときによい影響を及ぼしませんから、年二回程度は最低限掃除や管理をされることをお勧めします。

管理義務がない場合だからと言って空き地を管理しないのは結果として売却活動を妨げることになります!管理は積極的に考えましょう!

空き地を放置することによる迷惑

空き地を売却するには雑草除去や売り看板の設置や立ち入り禁止ロープなど必要としてきましたが、ではなぜ空き地を管理していかなければならないのか、近隣に迷惑をかける理由を説明します。

近隣迷惑①:空き地に雑草が生い茂り、ゴミや害獣の住処に

空き地を放置していて雑草が生い茂ると死角が増えてきます。具体的には雑草が生えているとゴミを隠せると思うからか投棄が増えます。そして雑草の中に隣家に迷惑をかける害獣の住処になったりする場合があります。

もし、あなたの隣の空き地のせいでそうなってしまったら迷惑この上ないでしょう。そういった理由からも迷惑をかけないようにしましょう。

近隣迷惑②:土地の不法使用

管理されていない土地を不法使用する輩も出てくる可能性があります。不法使用であったとしてもしっかり管理されていないと思われたときに不法使用されることもありますので、空き地がしっかり整備されているものだとわかるようにしましょう。

近隣迷惑③:空き地の放火

ゴミが増えてきて雑草が生い茂っているときには、思いもよらぬ犯罪を引き起こす場合もあります。空き地よりは空き家の放火が多いですが、放火されてしまったときに悪い影響を及ぼさないようにしましょう。

あなたの土地を魅力的に見せるステージング

今までの説明で、売却をするには土地の管理が重要であることを説明してきました。ではどう言った土地管理の方法があって、売却土地を魅力的に見せるのかを説明します。

管理ポイント①:草刈り作業

これは既に説明をしましたが、雑草など草を刈る作業が必要となります。草がない整備された土地は購入者によい印象を与えます。果たしてこの雑草は買主負担でやらなければならないの?といった余計な不安を抱かせないようにしましょう。

管理ポイント②:防草シート施工

一度草を刈って、売却期間中に改めて雑草が生い茂ってしまって、また草を刈るのは精神的にも肉体的にもかなりの労力が必要です。そうならないように、防草シートを敷くようにしましょう。これだけでも管理の負担が和らぐことになります。

管理ポイント③:立ち入り禁止ロープ設置

土地の売却をしていて、いつ購入希望者が来るか分かりません。その時のゴミが投棄されていて荒らされている状況だとよい印象は与えません。その抑止力の意味合いで立ち入り禁止を示すロープを張っておきましょう。心理的にも効果があると思います。

管理ポイント④:売り物件看板の設置

当然と言えばそれまでですが、売り物件看板の設置は非常に重要なことだと思います。近隣に住んでいる人が看板を見つけて、前から近隣で土地を探していたケースなど多くあります。その機会を逃さないようにするためにも売り物件看板は設置しましょう。

最低限に思える管理ポイントでも自主的に行うのは大変かもしれません!その時には土地のステージングを協力してくれる業者を探しましょう!

(首都圏限定)売却の媒介依頼で土地ステージングを行ってくれるノムコム

今まで説明した土地の魅力を引き出すステージングを行ってくれる業者に、野村不動産アーバンネットが運営しているノムコムサイトがあります。ここでは首都圏限定で専任媒介契約もしくは専属専任契約を結ぶと土地のステージングサービスが無償で受けられます。

サービス内容は下記になります。

  1. 草刈り作業
  2. 防草シート施工
  3. 立入禁止ロープ設置
  4. 売り物件看板の設置

*ノムコム査定価格の125%以内で媒介価格を出すこと。
*規定の仲介手数料を支払うこと。
*首都圏の営業エリア限定

実際にあなたの土地が適用されるかどうか、査定価格がいくらになるのかどうかは下記から無料査定を行ってみてください。
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土地を高く売るためにも土地ステージングを一度試されてみてはいかがでしょうか。あなたの土地が売れてないのであれば、土地の管理から見直すのが良いと思います!




ABOUTこの記事をかいた人

不動産のミカタ

元不動産会社の営業をやっていました。実情を知っているので、みなさんの不動産を活用する術をたくさん紹介したいです。不動産を購入・売却するには会社に任せるだけではなく、あなたの知識を増やすことが「損しない・お得になる」近道です。是非不動産売却に役立つ知識や知恵を刮目してください!