住宅ローンを探す場合、自分で銀行を探すか不動産会社提携の銀行を紹介してもらうか2つの方法があります。
不動産会社経由で銀行を紹介してもらうことは提携ローンと言いますが、自分で銀行を探す場合は「プライベートローン」を示します。
提携ローンを詳しく知りたい場合、過去記事を確認して下さい。
今回はそんなプライベートローンについて、メリットとデメリットを紹介して行きます。
プライベートローンでは、不動産会社の提携ローンより有利な条件で住宅ローンを貸してくれる銀行を探すことが可能です。ただし、提携ローンでないとうっかり手続きが忘れたなどのリスクもあるので自分自身の管理が十分に注意が必要です。また、プライベートローンを最も効率よく探せるのは、住宅ローン一括審査申込です。あなたの資産状況などから、住宅ローンを貸してくれる好条件の銀行を仮審査申込をした上で探すことが可能です。
記事の目次
プライベートローンとは
プライベートロールとは、不動産会社の手を借りず、自分で不動産購入用資金を融資してくれる金融機関を探すことです。一方で動産会社から紹介され、金融機関との窓口になってもらうことを提携ローンと言います。
プライベートローンの仕組みとは
プライベートローンの仕組みは上の図の通りとなっています。
自分で銀行を探すことになりますので、不動産会社はそのやり取りの間に立って仲介することはあまりありません。自分で融資をしてくれる銀行を探すことになりますので、少しでも有利な銀行をたくさん探す場合は、たくさんの銀行の中から探す必要があります。
- 提携ローン取り扱い:野村不動産アーバンネット
- 提携ローンの取り扱い:住友不動産販売
※どちらの不動産会社も取引実績な不動産会社で、提携ローンから銀行を紹介してくれます!
プライベートローンのメリット
メリット1:低金利の金融機関が見つかる
プライベートローン最大のメリットは、不動産会社が紹介してくれる提携ローンとは違い、低金利の住宅ローンを自分で探すことができることです。
不動産会社の提携ローンは無限にある訳ではありません。大体多くて20から30社程度の銀行と言うところになります。
一方でプライベートローンの場合、自分で金融機関を探すことができますので、限りはないようなものです。自分にとって低金利となっている住宅ローン商品を探すことができます。
銀行 | 変動金利 | 特長 | HP |
---|---|---|---|
ジャパンネット銀行 | 0.380% | もっとも魅力的なのが低金利です!ネット銀行の中でも頭一つ抜けています。団信の保険料が0円などサービスも充実! | 公式HP |
auじぶん銀行 | 当初期間引下げプラン 0.41% | ネット銀行ならではの金利が魅力!諸費用も含めて住宅ローンにすることが可能! | auじぶん銀行 |
新生銀行 | 0.45% | 転職者を応援する住宅ローンあり!最近は金利が低くなって、ますます魅力! | 公式HP |
SBI住信ネット | 0.440% | 低金利なネット銀行の先駆けとして実績があります。 | 公式HP |
メリット2:融資斡旋手数料がかからない
プライベートローンには融資斡旋手数料がかかりません。
融資斡旋手数料とは、不動産会社経由で銀行を紹介する提携ローンを利用する場合にかかる費用です。銀行の斡旋手数料として、申込者に費用負担をお願いすることもあります。
ところが、プライベートローンには融資手数料がかかりません。住宅ローンの手続きに行く変わる余計な手数料がかからないのもメリットです。
プライベートローンのデメリット
デメリット1:金融機関に何度も足を運ぶ労力
プライベートローンの場合、融資をしてくれる銀行を自分で探すことになります。その場合、自分で金融機関の訪れたり交渉したりすることになりますので、金融機関に訪れる単純な工数が掛かってしまうと言うことを考慮する必要があります。
デメリット2:手続きの手間がかかる
提携ローンだと不動産会社が銀行担当者との間に入ってくれますので、必要な手続き等を一元管理をしてくれます。ところが、プライベートローンの場合、自分で手続きや銀行とのやり取りをしなければならないことになりますので、その分の手間がかかるデメリットがあります。
- 提携ローン取り扱い:野村不動産アーバンネット
- 提携ローンの取り扱い:住友不動産販売
※どちらの不動産会社も取引実績な不動産会社で、提携ローンから銀行を紹介してくれます!
デメリット3:ローン特約がつかないことも
不動産の売買取引をプライベートローンで契約しようとする場合、ローン特約が売主側から認められない場合もあります。
売主側からすると、プライベートローンは悪意を持ってローン不成立を演出して契約解除がしてしまう人が出てきてしまうのでは?とあまり良い印象を持たない人もいます。
そのため、プライベートローンの場合はローン特約を認められないこともあるかもしれません。
プライベートローンの最も効率的な探し方は一括仮申し込み
プライベートローンを探す時のデメリットに「金融機関に何度も足を運ぶ労力」や「手続きの手間がかかる」がありましたが、確かに都度問い合わせを行い、審査に必要な情報や書類を各銀行に送ったりするには大変です。
ですが、それらの手間がかかるプライベートローンの労力が減るサービスがあったらどうでしょうか?
そうしたことができるサービスは、「住宅ローン一括審査申込」です。住宅ローン一括審査申込を行うと、80社の銀行の中から、あなたの資産状況に合わせた住宅ローンの仮審査を一括に行うことが可能です。
有利な条件のプライベートローンを数ある銀行の中から低金利で手間暇かけずに探すことができます!
まとめ
プライベートローン最大のメリットは、自分にとってもっとも金利が低い銀行を限りなく探すことができます。
一方で、プライベートローンはいざという時のローン特約が認められない可能性があることと、ローンに関わる手続きや手間が自分に全て負担が行きます。
不動産会社経由の提携ローンであれば、その銀行探しの手間を省くことができます。
どちらが自分に合っているかを見極めた上で、プライベートローンか提携ローンを使うかを決めるのがいいでしょう!