ネット銀行と都市銀行はどちらも住宅ローンを取り扱っていますが、それぞれ特徴が異なってきます。
ネット銀行は、ネットと電話のみの営業形態のため都市銀行に比べて預金金利が高い一方で、都市銀行は窓口業務できめ細やかな対応ができるなど、どちらの銀行を選ぶかは、特徴を知った上で使い分けなければなりません。
住宅ローンを選ぶ時も同様です。
今回は都市銀行とネット銀行どちらの方がいいか、それぞれの特徴から選ぶポイントを解説していきます。
記事の目次
都市銀行は窓口で相談できる安心感
やはり,都市銀行で住宅ローンを利用する最大のメリットは、店舗の窓口で相談できると言うことではないでしょうか。住宅ローンを借りたことがない人や不安な点など質問を色々したくなるものです。
今は20台や30代などインターネットに抵抗がない人も多いですが、都市銀行で住宅ローンをお願いする人はネットに不安もあるのかもしれません。
都市銀行に比べてネット銀行は店舗がないことが多いですが、ネット銀行の好金利と店舗相談をコラボした住宅ローンの商品も登場しています。
ネット銀行の場合は、ネットと郵送物のやり取りで審査から契約まで完結します。そのため、自分で書類の準備や手続きを行うことになりますので、手続きに時間がかかることが想定できます。
きめ細やかな対応なら都市銀行
住宅ローンの手続きを自分でやるのが煩わしく、面倒に思うのであれば都市銀行がお勧めです。
ただし、必ずしも自分で都市銀行とのやりとり全てを行う必要はありません。なぜなら、不動産会社が住宅ローンの手続きのやり取りを行ってくれることもあるからです。
ネット銀行とは
ネット銀行とは、銀行の取扱業務などを最小限の店舗で行う銀行のことです。その取扱業務をインターネットや電話を中心にした取引を展開しています。
店舗を構える都市銀行に比べて店舗出店費用が少なくて済むなど、抑えられた費用を基に金利還元しているのがネット銀行の特長です。
ネット銀行の最大メリットは変動金利の安さ!!
都市銀行の魅力はお伝えしたところですが、ネット銀行の最大のメリットは、都市銀行よりも一段と低い住宅ローンの変動金利商品が豊富です。
とにかく月々の返済額を少なくしたくて変動金利の安さを選びたいと言うことであれば、ネット銀行一択の選択肢になるのではないでしょうか。
銀行名 | 変動金利 | 公式HP |
---|---|---|
0.428% | 公式HP | |
0.457% | 公式HP | |
0.6% | 公式HP |
ネット銀行はネットで完結が基本
ネット銀行で住宅ローンを申し込む場合、ほとんどの手続きはインターネットのみで取引を終えることになります。
つまり、自分で手続きを行うことになりますので、想定以上に手間や時間がかかります。そのためネット銀行の住宅ローン手続きには、1ヵ月から1ヵ月半ぐらいの期間がかかるものであると考えた方がいいです。
ネット銀行でも窓口相談店舗ある場合も
ネット銀行は基本的に店舗の窓口対応を行っておりません。ネット銀行は店舗がない代わりに、金利が安いという魅力があります。中でもネット銀行の「住信SBIネット銀行住宅ローン」は店舗相談が可能なので積極的に利用したいです!またソニー銀行も一部窓口を都内に構えております。
不動産業者の斡旋する住宅ローンにネット銀行も
ネット銀行は、ネットだけで完結するので自分で手続きを行うイメージがあると思いますが、最近では不動産会社がネット銀行を斡旋してくれることもあります。
煩雑になりがちなネット銀行の手続きでも不動産会社の斡旋でフォローしてくれるのであれば、ぐっとハードルが下がって、且つネット銀行の好金利が受けられるので、不動産会社に相談してみても良いでしょう!
取引実績が豊富な不動産会社であれば、住宅ローンで有利になることもあります。実績豊富な野村不動産アーバンネットや住友不動産販売に相談してみるのもいいでしょう!