住宅ローン申し込み時に悩むのが、頭金はいくらにすればいいのかと言う事でしょう。中には手元に預貯金を残すために、頭金も住宅ローンに組み込んでしまいたい人もいると思います。
特に昨今は、今までに類を見ないぐらい、住宅ローンが低金利の時代となっております。そのため、低金利だから、あえて住宅ローンの借入額を多くして、手元に預貯金を残す計画にする人もいます。
結果、自己資金を頭金に当てず(もしくは少なく)に、フルローンで住宅ローンを借りようと試みる人はかなりいます。
だからといって、全ての人がフルローンで住宅ローンを借りればいいかというと、そうではありません。フルローンにはデメリットもあるからです。
では一体、どんなフルローンの注意点があるについて説明していきます。
記事の目次
頭金次第で銀行の適用金利が変わる
頭金や諸費用を最初から用意できない人であれば、フルローンしか選択肢にないケースもあります。
ただし、頭金を用意できる人は物件価格に対して何割を頭金にするのかは、注意が必要です。
なぜなら、頭金が何割用意できるかによって、銀行の申し込み結果で伝えられる適用金利が変わる可能性があるからです。
ホームページなどで見られる店頭金利(優遇金利)から、頭金の割合を鑑みた審査で金利が上乗せされることがあるというわけです。
金融機関別頭金による金利の違い
フラット35(ARUHI銀行の取り扱い金利)の場合
上記の表のように、ARUHIのフラット35で団信付きの返済期間21年から35年の住宅ローンの場合、自己資金が10%未満の場合、住宅ローン融資金利は1.78%になります。一方で自己資金が10%以上の場合、住宅ローンの融資金利は1.34%となります。その差は0.42%もの金利が発生いたします。
新生銀行は頭金1割以上で金利優遇
なぜフルローンなど、頭金が少ないと金利が上がる
なぜ頭金が少ない人は金利が上がるんでしょうか。それは、適用金利を決定する金融機関側の立場に立ってみるとわかります。
銀行側からの気持ちを考えると「自己資金が少なくて返済期間が長い人」は、「自己資金が多く返済期間が短い人」よりも、銀行が貸したお金の回収リスクが多くなります。
つまり、金融機関側からすると自己資金が少ない人はリスクが多いのです。そのリスクを金利に変えて反映しているわけです。
例えば、法人が銀行からお金を借りる場合でも、法人の経営環境によって金利が変わります。それと同じ様に個人の住宅ローンでも、銀行側が考えるリスクによって適用(融資)金利を変えていると言うことになります。
フルローンでも低金利な銀行探しはどうする?
フルローンの場合だと、適用金利が上がってしまい、住宅ローンの支払い面で不利になることが想定されます。ただ、それで諦めてはいけません!フルローンだからこそ低金利で探してくれる銀行を探す必要があるのです!
もし、フルローンで住宅ローンを検討しているのであれば、住宅ローン一括審査申込がオススメです!
フルローンで住宅ローンを借りようとしている人には、住宅ローン一括審査申込がオススメです。住宅ローン一括審査をすると、フルローンの条件面で仮の審査をしてくれ、金利条件を最大6社の銀行の中から選ぶことができます。フルローンだと、適用金利が不利になるかもしれないので、少しでも低金利な銀行を探すにはピッタリです。
優遇金利が受けられる頭金はどれくらいか
今まで説明してきたように、銀行は頭金の多寡によって適用金利を変えます。
そのため、どれぐらいの頭金であれば最優遇金利を受けられるのかどうかを探る必要があります。
そこには次に説明するような方法で、頭金と適用金利の具合を図ることができます。
方法:時間があるなら頭金なしのフルローンで審査を受ける
契約から引き渡しまでの間に時間がある場合、まず最初に頭金なしのフルローンで、審査を申し込んで適用金利を確かめる方法があります。
その結果を受けて、適用金利が優遇金利より高い場合には、頭金を支払う予定がある旨を伝えた上で、再度審査を受け直すのです。
これを行うことで、フルローンの場合と頭金ありの場合の金利を比較することができるようになります。
フルローンで金利が高い場合は親の援助の判断に
もし、フルローンしか選択肢がない人でも、親の援助を受けられる可能性があるのであれば、いちど頭金ありで適用金利を確かめてみるのもいいかもしれません。
頭金ありで有利な適用金利が出たのであれば、親御さんに相談して頭金を援助(借りる)してもらうと言う判断基準の1つになります。
基本的に自己資金が多ければ多いほど金利は有利
諸々の諸条件にもよりますが、基本的には自己資金が多いほど金利は有利になります。
少しでもお得な金利で住宅ローンを組みたければ、自己資金は物件価格の10%以上、10%以上がきついなら5%以上、それも難しいのであればせめて100万は用意すると言う前提で、審査を受けるのが得策です。
ただし住宅ローン控除を最大限に受けられない可能性もあり、注意が必要です。
それでもフルローンで住宅ローンを借りたい人向けのオススメ方法
昨今は、住宅ローンの金利が超低金利と言われています。10年前と比較しても、かなりの低金利と言えます。
これまで、フルローンだと金利が上がりやすいことを説明してきましたが、金利が上がってもフルローンで住宅ローンを借りてしまうもの1つの方法です。
なぜなら、フルローンで多少の適用金利が上がったとしても、返済に無理がなく借りられるケースが多々あるからです。これは、10年以上前だったら考えられないことかもしれません。
住宅ローンがフルローンだと銀行探しは大変
フルローンで住宅ローンを融資してくれる銀行を探すのであれば、闇雲に銀行に相談しても非効率です。なぜなら、銀行としてはある程度の審査をした状態でなければ明確な回答をしてくれないので、時間がかかるからです。そのため、フルローンの融資を受けるには効率的な銀行探しをするのがオススメです。
オススメ!フルローンの銀行探し①:住宅ローン一括査定で一気に結論にジャンプ!
フルローンの住宅ローン探しは自分で銀行を探すと非常に時間や手間がかかります。そのため、フルローンで貸してくれる銀行は、どこがいいのかの結論が遠いです。
そんな時に利用したいのが「【住宅本舗】」がオススメです。「【住宅本舗】」であれば、フルローンの条件を元にした審査条件で100社以上ある銀行の中からあなたに最適な銀行最大5社から、審査結果をもらうことが可能なのでオススメです。
- 約80の銀行の中から最大6銀行に一括仮審査申し込で手間いらず
- 金利・事務手数料・保障内容・総支払額で比較できる
- 地元の銀行情報も掲載
オススメ!フルローンの銀行探し②:低い金利の銀行から審査を順に受ける
一括査定による住宅ローン仮審査をオススメしましたが、一気に銀行に情報が流れるのに抵抗がある人は、低金利の銀行からフルローンを順番にあたっていく必要がオススメです。その方法を自分で行うのは、先ほども言ったように手間がかかります。
その課題を解決してくれるのが「」です。「」は融資条件を入力すると、ネット非公開銀行も含めた銀行の中から、もっとも低金利な銀行から順番に仮審査を実行してくれます。
「フルローンで融資してくれる銀行で、もっとも低金利な銀行を最初から当たりたい!」というそんな方にはオススメできるフルローンの銀行探し方法です。
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「auじぶん銀行」の諸費用込みで借りられる住宅ローンも忘れずに!
頭金なしのフルローンで借りる場合に気にしたいのが、そのほかの諸費用をどうするのかです。頭金なしで諸費用が払える野田であれば問題ありませんが、諸費用を捻出するのが難しい方もいるのではないでしょうか?そんな方にオススメなのが、諸費用も含めて住宅ローンで借りることができる「auじぶん銀行」です!!なぜなら「auじぶん銀行」は住宅ローン金利が低金利でありながら諸費用も込みで住宅ローンを借りることが可能だからです。ネット銀行ならではの魅力的な住宅ローン商品です。
auじぶん銀行の住宅ローン金利 | |
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変動金利 | 10年固定金利 |
当初期間引下げプラン0.41% ※2020年9月時点 |
当初期間引下げプラン0.540% ※2020年10月時点 |
印紙税、登録免許税、司法書士、土地家屋調査士の手数料、火災保険、地震保険料、仲介手数料、引っ越し費用などがauじぶん銀行の住宅ローンの中に諸費用として含めることができます!
まとめ
住宅ローンをフルローンで借りようとすると、適用金利が上がったり、逆に諸費用があると優遇金利が受けられます。そのため、フルローンでは住宅ローン金利が不利になりやすいです。住宅ローンの金利が上がると、返済計画で不利になります。そのため、フルローンだからこそ少しでも低金利な銀行を探す必要があります。そのような低金利の銀行を比較したいときに利用するのが、住宅ローン一括審査申込です。フルローンでも低金利な銀行を最大6社から比較して探すことができます。一生物の買い物だからこそ低金利な住宅ローンを借りましょう!