「スマホを分割払いで月々の基本料金に上乗せしてるけど、これは住宅ローンに影響ある?」
スマートフォンが高額になるにつれて、本体代金を分割払いにして、月々の料金に上乗せしている人も多いのでしょうか。そこで今回は、スマートフォンで買い換えた代金を毎月の利用料に上乗せして分割払いしていると住宅ローンの審査に影響があるかどうかを説明していきます。
記事の目次
返済中の借金は住宅ローン審査に影響する
住宅ローン審査を受ける場合、現在返済中の借金について申告が必要です。隠そうと思っても、銀行はすぐに分かりますので隠す必要はありません。もし、車のローンや教育論奨学金の返済クレジットカードの借り入れなどたとえ記入し忘れたとしても、金融機関は個人信用情報を紹介した上でわかってしまうことになります。
そして返済中の借金は、借金額を加味した上で住宅ローンの審査を受けることになります。具体的に言うと、借金の返済金額が多いと住宅ローンで借りることができる金額が減ることになります。
住宅ローンで借りられる金額は、現在の収入に基づいて月々の返済額が計算されます。借金があると、月々の返済上限額もそれに応じて少なくなります。
クレジットカードのリボ払いにも注意
クレジットカードの借り入れには、リボ払いも含まれる点に注意が必要です。リボ払いは、利息がつく借金にみなされます。また、リボ払いを選択していると、限度額上限分が借金されているとみなされますので、注意が必要です。限度額50万で毎月2万円の返済をリボ払いにしていると、約700万円分の住宅ローンに相当します。
スマホなどの携帯電話の分割払いは住宅ローン審査に影響する?
スマートフォンの本体代金を分割払いで基本料金に上乗せしている人は、代金分割払いが「クレジット契約」として個人信用情報に登録されることになります。個人信用情報に登録されると、住宅ローン審査で注意が必要です。なぜなら、スマートフォンの本体代金の分割払いは住宅ローン審査に影響があるからです。
住宅ローン審査で「自分は借金が一切ない!」と自信を持っている人は、携帯代金の分割払いのことを見落としがちです。
スマートフォン本体代金を分割で支払っている人は、毎月の基本料金に分割代金分が上乗せされて請求が来ているはずです。この本体の代金を分割払いにしたお金も借金として返済負担率の計算に含まれます。つまり、スマホの代金を分割にしていると借金がないと認識している人は借金をしていることになります。
家族全員分の端末分割金も注意
家族で、子供の携帯代金も分割払いにしていると更に注意が必要です。子供の携帯電話は親名義になりますので、子供の端末分割代金は、当然親名義のものとして、クレジット分割払いをしているものとみなされます。家族全員分の端末代金の分割払いをしていると、住宅ローンの審査の結果で減額される可能性が高くなります。
スマホ代金の延滞で。審査に落ちることも
スマホの分割代金で注意しておくべきなのは、料金の支払い遅延があると、住宅ローンの審査で落とされてしまう可能性があることです。先ほども言ったように、スマホ代金の分割は借金と同様です。そのスマホ代金の支払いを延滞してしまうと、個人信用情報に支払い遅延ありとして住宅ローン審査で落とされてしまうことがあります
審査に不安なら個人信用情報を確認しよう
自分の個人信用情報が気になる方は、個人信用情報を自分で確認することができます。現在、日本には3つの個人信用情報機関がありますが、確かめ易いのはCICです。スマホやパソコンから開示請求するとPDFデータですぐ受け取れます。住宅ローン審査に不安がある方は自分の個人信用情報をチェックしてみましょう。
個人信用情報に問題なければ、一括審査で融資可否を確認
個人信用情報に問題がないことを確認できたら、銀行に住宅ローン一括審査申込で仮審査が通るか確認しましょう。仮審査を行うことで、住宅ローン審査の予備テストを行うことが可能です。
住宅ローンは銀行次第で数百万円単位の返済額が違ってきます。一括審査と同時に複数の銀行から比較シミュレーションをした上で検討しましょう!
住宅ローン一括審査申込